二十四節気 秋 白露

日本では四季以外にも季節を表す言葉がいくつか存在します。
そのひとつが二十四節気。
太陽の黄道上の動きを24等分した暦。日本では6世紀頃から使われてきたようです。

Instagram、Facebookで綴っています二十四節気、好評いただき季節ごとのアーカイブをお届けします。

二十四節気、18番目は「霜降(そうこう)」です。

露が冷気によって霜になって降り始める時季のこと。

秋の楽しみ 紅葉は、北海道南部の大沼国定公園や福島の裏磐梯高原、関東ではいろは坂などが見ごろになりそうです。

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二十四節気、17番目は「寒露(かんろ)」です。

寒露とは、朝晩の気温が下がり、草木に宿る露が冷たくなり始める時季のこと。

enricaのアトリエがある東京では夏日のような日が続き、心地よい秋を楽しめるのは少し先のようです。

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二十四節気、16番目は「秋分」です。

昼と夜の長さが同じになる日が秋分です。厳密に言えば、昼の方が少しだけ長いのですが、この日を境に夜が長くなっていって、秋が深まっていきます。勢いのあった虫の音がゆったりと伸びやかな奏でとなり、コットン(綿)の収穫が始まる時季を迎えます。

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二十四節気、15番目は「白露」(はくろ)です。

気温が下がり、朝晩の冷気に触れた空気によって草花などに露がつき始める時季です。降りた露が朝の光に白く輝くさまから「しらつゆ」という異称もあり、秋の季語のひとつです。

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二十四節気、14番目は「処暑」です。

「処」は落ち着くという意味で、厳しい残暑もいよいよ和らぎ、朝夕は涼しさも感じられるようになります。夏の疲れが出やすい時季、体調には充分お気をつけください!

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二十四節気、13番目は「立秋」です。

まだ厳しい暑さが残りますが、立秋を境に暑中見舞いが残暑見舞いに変わり、季節が進んでいきます。

素敵なあの人 2021年12月号 素敵なあの人 2021年12月号表紙

「アンナさんの秋色ニット物語」にて、結城アンナさんにボタニカルダイのガーゼギャザースカートを着ていただきました。イチジクで染めた繊細な色合いと二重ガーゼたっぷりの優しいシルエットが特長です。

ボタニカルダイはOUR STORYの「21aw BOTANICAL DYE color」でもご紹介しています。

SEASON : 21aw
STYLIST : SATOKO IIDA

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MODEL: SKIRT 045 ‘ RAYON GAUZE ‘
C#FIG-KHAKI ¥29,000
COMPOSITION: RAYON 100%
BELT COTTON 60%, SILK 40%, LINING CU 100%
PRODUCTION : JAPAN


22ss fabric Vol.2 “COTTON SILK ORGANDIE” コットンシルクオーガンジー

“COTTON SILK ORGANDIE” is made in Fukui for the 22ss collection.

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22ss collectionのために福井で製作したコットンシルクのオリジナル素材です。細い糸を使った薄手の生地に加工をすることで、オーガンジー特有の透け感、シャリ感に、シルクの柔らかい気持ちよさ、コットンの持つ張りによる肌離れの良さを加えました。
暑い夏の日差し除けにも活用できます。

シャツブラウスとワイドパンツの2アイテム、色はナチュラル、フクギ・イエロー、ローズ・ピンク、セサミ・グレーの4色展開です。

フクギ・イエローのナチュラル・ダイはこちら、ローズ・ピンク、セサミ・グレーのボタニカル・ダイはこちらにて詳しくご紹介しています。

an anにて紹介いただきました。

LEE 2021年11月号 LEE 2021年11月号表紙

「今年のニットは重ねたもの勝ち」にてコットンシルクサテンのワンピースを紹介いただきました。

SEASON : 21aw
STYLIST : YUKI YOSHIMURA



MODEL: DRESS 082 ‘ COTTON/SILK SATIN ‘ C#NATURAL ¥36,000
COMPOSITION: COTTON 74%, SILK 26%
COLLAR SILK 50%, COTTON 50%
PIPING  CU 100%
PRODUCTION AREA: FUKUI

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22ss color Vol.3 “PINEAPPLE CHARCOAL” dyeing with Pineapple charcoal

Hand-dyeing with charcoal made from Pineapple of Okinawa

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パイナップル炭を使ったムラ染め

沖縄のやんばる地方のパイナップル農園が取り組む「ゼロ・エミッション」は、1994年に国連大学が提唱した考え方。「あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム」のこと。

規格外で出荷できずに廃棄することになったパイナップルの皮を使って炭を作っています。今季はその炭を使ってムラ染めしてみました。

沖縄のマージ染めに、パイナップル炭染めを重ねたことで複雑な色合いが生まれました。

二十四節気 冬

日本では四季以外にも季節を表す言葉がいくつか存在します。
そのひとつが二十四節気。
太陽の黄道上の動きを24等分した暦。日本では6世紀頃から使われてきたようです。

Instagram、Facebookで綴っています二十四節気、好評いただき季節ごとのアーカイブをお届けします。

二十四節気 大寒

二十四節気の最後、24番目は「大寒」です。その名が表しているように、一年でもっとも寒い時季が「だいかん」です。

手強い寒さも、工夫ひとつでより快適に過ごすことができます。人は同じ気温でも、湿度が高い方をより暖かく感じるそうです。だからこそ、寒い時季にはカシミヤの出番です。
カシミヤは、保温力やなめらかな肌触りで知られていますが、天然のキューティクル構造によって湿度をコントロールする特長もあり、乾燥から肌を守ってくれます。

大寒を少しでも暖かく過ごし、やがて来る春の訪れに思いを馳せましょう。
大寒が過ぎれば、春の暦です。

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二十四節気、23番目は「小寒」です。「しょうかん」と読みます。

寒いが小さいと書くので、寒さが和らぐ時季かと思うかもしれませんが、実はその逆で、寒さが厳しくなり始める頃のこと。小寒から節分までを「寒」と呼び、小寒のことは「寒の入り」とも言われます。
寒中見舞いは、小寒から出し始めます。寒さがつのるこの時季に、暖かい気持ちを添えて、筆をしたためてみてはいかがでしょう。

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二十四節気、22番目は「冬至」

冬至は、日の出から日の入りまでの時間が一年で最も短い日のこと。
この日を境に日照時間が徐々に長くなっていきますが、寒さはむしろこれからが本番。江戸の頃から、冬至の日には柚子湯に入って、体を清め、邪気を払う習慣がありました。柚子湯には血行を促して冷え性を緩和したり、果皮に含まれるビタミンCやクエン酸が肌をケアし、漂う芳香は癒しの効果もあると言われています。江戸時代の知恵は現代にも通じることを実感します。

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二十四節気、21番目は「大雪」です。

たいせつ、と読みます。
雪が降り積もる時季のことで、日本海側では雪が降り、太平洋側は空っ風が吹くといわれていて、日ごとに寒さが募ります。これからの季節は、保温性が高く、吸湿、通気もしてくれるシルク素材の服にニットの重ね着がおすすめです。

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二十四節気、20番目は「小雪」です。

こゆき、ではなく、しょうせつ、と読みます。
冬の始め、わずかに雪が降る頃という意味ですが、本格的な寒さはまだ少し先。enricaのアトリエがある東京も、さすがに雪が降ることはありませんが、冬の気配があちこちで漂い始めています。朝晩は冷え込むので、体調管理に気をつけてください。

PHOTO : SHINYA ARIMOTO

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二十四節気、19番目は「立冬」です。

「冬が立つ」という言葉のとおり、冬の兆しが見え始める時季のこと。暦の上ではこの日から2月初旬の立春の前日までが冬になります。ニットの柔らかさや暖かさが嬉しくなる季節がやって来ます。

enricaの紡ぐ人とひと Vol.6 ~やんばるの色@Cafe CALiN~ 22ss_maaji

enricaは22ss collectionの制作を通して、沖縄北部、やんばる地方の独特の自然の色とその土地の素材を使って染めている職人さんに出会いました。

やんばるには素敵な色があるーー沖縄の友人のひと言がきっかけでやんばるへと向かいました。これまでに見たことのない鮮やかさと透明感のある澄んだ明るさを帯びた色、沖縄の強い陽射しと調和する色、初めてやんばるの「色」を目にしたときの感動はいまも心に刻まれています。染め職人さんの柔らかさと真っ直ぐさにも触れ、沖縄という土地でしか生まれない独特な雰囲気を一枚の服へと昇華することで、collectionが誕生しました。

今帰仁のフクギの樹皮を煮出した鮮やかな黄色

国頭マージと呼ばれる赤土、またやんばるで採取した黄土やピンク色の土の色

やんばるで栽培されたパイナップルの食用に適さない部分を炭にしたパイン炭の色

屋我地島にひっそりと佇むカフェと雑貨のお店「CALiN」にて季節に合わせたアイテムのお取り扱いが9月3日(土)から始まります。

場所:Café CALiN(カラン)Instagram
沖縄県名護市運天原522
TEL : 0980-52-8200
営業時間 11時〜16時(月曜お休み)


*9/3(土)は染め職人とenricaデザイナーが在カフェ予定です。

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染め職人の中嶋寿臣さんは琉球テレビの「気ままにロハススタイル」に8/29(月)から出演予定です。

Café CALiNは「enricaの紡ぐ人とひと」 ~ CAFE CALiN ~ やんばる, 沖縄 21ss collectionでモデルをされた山本真穂さんがオーナーのお店です。

PHOTO KEIKO NOMURA

mina 2020年9月号 mina 2020 9月号

ミロバロン染めのコットンシルク素材のロングワンピースが掲載されました。

SEASON : 20aw
STYLIST : KEIKO WATANABE
MODEL : DRESS065 C#KHAKI-MYROBALAN ¥39000
COMPOSITION : COTTON 52%, SILK 48%
PRODUCTION AREA : Material / Fukui, Sewing / Akita, Dyeing with Botanical dye / Tokyo

24ss knit “WASHI MESH” enrica 24ss collection

“WASHI MESH” is light and features a crisp touch.
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「和紙メッシュ」――エンリカの夏のアイコン素材。
軽やかな和紙の風合いに、洗練されたシャリ感。家庭でのお手入れも簡単で、シワになりにくい素材は、春夏の生活スタイルにぴったり。それが、「和紙メッシュ」編みシリーズの魅力です。

24ssのシーズンテーマ「ドーヴィルのバカンス」を彷彿とさせるアイテムにも、この素材を使用しています。プルオーバーやカーディガン、ベスト、キャミソール、そしてパンツなど、多彩なラインナップが揃っています。

オーバーサイズのボックスシルエットがカジュアルな印象を与えつつも、メッシュ編みの透け感と柔らかさが、自然な女性らしさを引き立てます。春夏の重ね着スタイルにはぴったり。カラーバリエーションは、ナチュラル、ベージュ、ブラックのシンプルなトーンに、鮮やかなブルーが加わり、華やかなコーディネートを可能にします。

enrica 24ss collection
23aw color “HOKKAIDO’S COFFEE-GOLD” enrica_hokkaido_coffee dye

Dyeing with Coffee grounds in Hokkaido

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札幌市内の喫茶店で大量に廃棄されるコーヒーの粉をドリップした後に残る抽出かすを集めて染めてみたところ、綺麗なゴールド色になりました。 
北海道の職人により一点一点丁寧に手染めされています。

enrica 23aw collection
「enricaの色」POP-UP SOTRE@Kiboko 期間延長のお知らせ enrica 23ss pop up@Kiboko

「enricaの色」は、自然の色です。
今季は、沖縄のやんばる地方で採取した土、廃棄パイナップルの炭、沖縄のフクギや自然の色からインスピレーションを得た色。

土、炭や植物など染めの素材は、どれも自然のもの、仕上がりの表情が一つ一つ違います。染められる生地によっても、色合いが異なる仕上がりになります。enricaはこの様々な仕上がりを楽しみながら、職人たちと試行錯誤してものづくりを丁寧に行っています。すべては、より魅力を感じる服を、より心地よく着ていただくために。仕上がった服はどれも唯一無二のアイテムです。

これからの季節に心地よい綿、リネン、シルクなどに「enricaの色」染めを施したスカーフを中心にハギレを使ったハンカチ、マスク、ボディタオルやカットソーアイテムをご用意しました。

自然素材で染めた色は、肌馴染みがよく、光の加減で表情が変わる趣のある色合いで、沖縄の染め、ボタニカル・ダイとも透明感のある仕上がりが大きな魅力です。
ぜひ手に取って、身に着けて、自然を身近に感じてみてください。

好評をいただき期間延長が決定しました。

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期間:2023年4月4日(水)~4月30日(日)

会場:kiboko (オーガニックレストラン&バー)

営業時間:
◇カフェ(4月限定)
金曜日 15:00~18:00
土曜日 14:00~17:00
◇バー
水曜日~金曜日 18:00~23:00(L.O. 21:00)      
土曜日     17:00~22:00(L.O. 21:00)

「kiboko」は有機栽培・無農薬・自然栽培の野菜や昔ながらの製法で作られた良質な調味料を使用し、添加物フリーにこだわって一から手作りする料理と自然派ワインのお店。オーナーであり、料理人でもある沼波奈緒子さんがつくる野菜料理とワインは体に優しくおいしいと評判です。

今月はカフェタイム営業もあり、自然栽培のお茶とスコーン、ブランマンジェなどもあるそうで、午後のひとときを愉しめます。お食事ご希望の方はご来店の前日までにご予約ください。03-6380-1709

もちろんギャラリースペースのみの来店も可能です。
お近くの際はぜひお立ち寄りください。

LEE 2020年4月号

発売日:2020/3/5
STYLIST:徳原文子
TOPS089 C#NATURAL(P.92)

2

STYLIST:松村純子
DRESS053 C#NATURAL(P.32)
SKIRT036 C#PANSY-VIOLET(P.30)

4

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21ss Knit Vol.1 ”COTTON/SILK & PAPER” cotton silk paper

All knit items are made in Yamagata, a famous area of high quality knit production.

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enricaのニットアイテムはすべて山形県で作られています。

山形県には羊の飼育が奨励されてきた歴史があり、戦後の復興の中で、女性の社会進出と機械の進歩によってニット産業が急速に発展してきました。
素材や編地開発からの製品づくりに力を入れ、特に「山形方式」といわれる多品目・小ロット・短サイクルの産地内一貫生産方式を先駆的に開発し、独自の高い技術により生まれた上質な製品が厚い信頼を得ています。

21ssコレクションでは、シルク・コットン糸に和紙を組み込んだ糸を使用し、はりがありながら柔らかいという質感を持つサマーニットを製作しました。

デザインはスポーティ要素の高いメッシュ編みのオーバーサイズニットの1型、襟ぐりを女性らしい開きにし、日常にも着やすい仕上がりに。
色はNATURAL, OAK, LIGHT GRAY, GREEN GRAYの4色展開です。

KNIT 069 C#LIGHT GRAY

GISELe 2020年10月号 GISELe 10月号

カシミヤニットが掲載されました。

SEASON : 20aw
STYLIST : NATSUKO DEGUCHI

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TOPS :
KNIT 063 C#BEIGE ¥22000
COMPOSITION : CASHMERE 100%
PRODUCTION AREA :YAMAGATA

デコルテをきれいに映すワイドなVネックニット
もったいない project Vol.4 ~ハギレボディタオル~ もったいないプロジェクト ハギレボディタオル

enricaがいつも考えるのは「気持ちの良さ」
天然素材を使い、伝統的な技術をほどこし、服をつくり続けています。服をつくる上で、避けることができない生地の端切れを使った「もったいないproject」

Vol.4は「ハギレボディタオル」 です。

肌に優しく、乾きもいい、4種類のボディタオルが完成しました。その日の肌に合うもの、気分に寄り添うものを選んでお使いいただけたら嬉しいです。プレゼントとしてもおすすめです。

素材:綿バンブー、綿シルク、綿×オーガニックコットン、麻

生産地
素材 : 静岡県、滋賀県、山梨県
製作 : 神奈川県

詳細アイテムはONLINE SHOPよりご覧いただけます。

プレゼントにお得な2枚セットの取り扱いもあります。

23aw color vol.2 “NATURAL PIGMENT DYE IN YAMBARU, OKINAWA” enrica 23aw collection

SOIL-COOL PINK COLOR WITH OKINAWA’S MAAJI

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沖縄の今帰仁の土を使って染めたクールピンク色のムラ染め

前季に引き続き、沖縄のマージ(土)でムラ染めを行っています。マージ=真地とは、沖縄の赤色〜黄色系の土壌の総称です。

23awでは、やんばる地方の本部半島で採取したピンク土でムラ染めを行いました。顔料染めは、紫外線に強く、発色もはっきりしていて色を重ねても滲みにくくいのが特徴で、沖縄のマージ染めは明るい透明感のある仕上がりが大きな魅力です。基布には山梨産のオーガニックコットンを使ったベロアを使用し、温かみのあるジャケットとパンツのセットアップを制作しました。

enrica 23aw colltction
About 21ss collection 21ss concept photo

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「自然に寄り添い、たゆたう時間に身を置いて暮らす」

enricaの服は“肌で感じる”ことをテーマに、その気持ち良さを追求して、今の形に行き着きました。

今季はこれまで以上に、ゆったりとした流れを意識しながら製作を続けてきました。

目で見る自然の美しさや、くすっと笑える要素、ただ存在する自分たちを取り巻く自然を一枚の服を通して感じてもらえたら嬉しく思います。

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photo : Yambaru, OKINAWA by Keiko NOMURA

oggi 2021年10月号 oggi 2021年10月号表紙

ニュアンスカラーパンツ特集にてボタニカルダイのシルクパンツを紹介いただきました。とろみのあるシルクサテン素材を21awのテーマの一つ、マグノリアでRED CLAY色に染めています。

SEASON : 21aw
STYLIST : ERI NAWATA



MODEL: PANTS 088 ‘ SILK SATIN’ C#MAGNOLIA-RED CLAY ¥41,000
COMPOSITION: SILK 100%
(LINING CU 100%)
PRODUCTION AREA: FUKUI

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大人のおしゃれ手帖 9月号

発売日:2016/08/07
STYLIST:平井律子(Ritsuko HIRAI)
VEST001 C#LIGHT GREY 墨染め×オーガニックコットンベスト

Press info 大人のオシャレ手帖9月号 enricaの裏毛のベストを重ね着で。#大人のオシャレ手帖#enricastyling#裏毛#ベスト#重ね着コーデ

A photo posted by enrica (@enrica.tokyo) on

23ss color “BOTANICAL DYE” enrica 23ss collection


23ssの”ボタニカル・ダイ”は、植物から染料を作り上げた四色を用いています。

ROSE-SAND BEIGE バラの色

SASA-LIME GREEN クマザサの色

PANSY-LAKE BLEU パンジーの色

LOGWOOD-BLACK ログウッドの色

ボタニカル・ダイは、日本で生まれた染色方法。古くからの草木染めをベースにした現代技術です。

植物染料の色は見た目にはひとつであっても、実は200ほどの色素が混じっています。たとえば化学染料の「赤」は赤ですが、植物染料の「赤」は黄色、緑、青、ベージュ……多彩な色が総合して「赤」に見えています。粒子の大きさの違いから光の屈折率が化学染料と異なるため、自然の染料にしか出すことができない風合が生まれます。


enricaではコレクションごとに植物染料で染められたアイテムがあります。植物の花、葉、茎、樹皮、果皮、鉱物などから抽出した染料で染色しています。
伝統的な草木染めで用いる媒染剤を使ったくすみのある色と、新しい植物染めの技術(=ボタニカル・ダイ)による透明感のある色を素材や形や季節に合わせて使い分けています。
黒やブルーなど、色が変わったり色移りするような場合は、ほんの少しだけ化学の力を借りて補強しています。いにしえから伝わる草木染めにボタニカル・ダイという新しい技術を融合することで、より美しく自然に寄り添う色、風合へ高めています。

enrica 23ss collection

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